今年のジャパンカップは、ドウデュースの強さを見せつけるようなレースになった。
以前は、強い外国の馬が遠征してきて、日本馬はほとんど足元にも及ばないという時代もあった。
しかし近年では、外国の有力馬がほとんど出走しなくなった。香港など他の国際レースの影響や、日本特有の高速馬場とか理由はいろいろあるだろう。
外国馬の優勝も2005年のアルカセットまで遡る。
だが今年は、3頭の有力馬が参戦してきた。
ディープインパクトを父にもつオーギュストロダンはGⅠを6勝している。
ゴリアットは今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを優勝した馬。
ファンタスティックムーンは今年のバーデン大賞を制し、昨年のドイツダービー馬である。
外国馬の上位独占すらあると言った解説者すらいた。
しかし結果は、ゴリアットの6着が最高であった。
もちろん近年、日本の馬のレベルも格段にあがった。
海外の大きなレースでも活躍しているのでそれは間違いない。
しかし昔を懐かしむ寂しい気持ちもどこかにある。
40年前、第4回ジャパンカップ。
「世界に通用する馬づくり」を目標として掲げた時代、外国馬に手も足もでずフルボッコにされていた時代である。
筆者は大学生。まだ競馬もしていない頃である。親の家で日曜日(ジャパンカップの日)に麻雀大会を開くからと誘われ、土曜日に電車に乗って向かっていた。親父から日曜日に、ジャパンカップがあるから買ってやると言われていたと思う。
スポーツ新聞を見たが、よくわからない。親父の影響で競馬新聞は幼い頃から見ていた。
ふと調教一覧を見ていると、「11.2 馬なり」 という馬がいた(と思う)。
なんか他に比べて速い気がした。馬なりって本気じゃないよなとか。
その馬がカツラギエースだった。
この馬とあと3頭を選んでボックス馬券を買ってもらった。500円づつ計3,000円
レースは今でも覚えている、あの伝説のレースである。カツラギエースが後続をちぎって逃げる。
府中の長い直線、逃げる。逃げる。そして見事日本馬として初の優勝をした。
2着にベッドタイム。(この馬は名前が気に入って選んだきがする。)
当時は、枠連しかなかったが、8,110円の配当がついた。
4万円超のボーナスは学生には超嬉しかった。
たぶん生涯初の馬券的中だったと思う。
以来、ジャパンカップは大好きなレースとなった。
ちなみに麻雀大会のほうも優勝した。優勝賞品はウィスキーのオールドパーだったかな?。
何とも幸運な一日だった。
あと思い出としては、親父はジャパンカップと言えずにジャカンパックとよく言っていた。
そして、明日(11/29)は親父の命日である。
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